浜屋は創業以来、リユース・リサイクル事業を通じて世の中の“もったいない”を“価値”に変え続けて参りました。例えば、ある人にとって不要となってしまったものがあるとします。これを、その人にとって必要のないものだからといって、捨ててしまってはそれこそ“もったいない“であり、逆に環境負荷の面ではマイナスの影響を与えてしまいます。ところが、ある人にとっては不要なものでも、また別の誰かにとっては価値あるものになることもあるのです。あるところで不要となってしまったもの、また別の場所でそれを必要としている人、この両者を橋渡しすることによって、そこに価値が生まれます。これこそ私たちが創業以来続けてきた価値創造の形です。
昨今、循環型社会形成の必要性がますます高まり、そのために循環経済への移行が急務となっております。しかし、世の中を見渡せばまだまだ“もったいない”に溢れています。例えば、E-waste問題の解決が大きな社会的課題となっておりますが、これも見方を変えれば大きな“もったいない”です。私たちはE-wasteを“都市鉱山”と見立て、これを経済的価値に変え、同時に社会的課題の解決に寄与していくことができます。
これに限らず、その他世の中に数多存在する“もったいない”を、これからも愚直に価値に変え続けて参ります。それによって、最終的には“廃棄物”という概念そのものをなくし、すべての不要物が“有用資源”と認知されているような社会創りに貢献して参ります。これが私たちの目指す循環経済のあり方であり、その過渡期において、社会にとってなくてはならない会社となるよう、これからも努力精進して参ります。